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前向きな気持ちになれる!円形脱毛症になったら読む本レビュー!【マンガ】

2021年8月12日

円形脱毛症の著者による、笑いあり、涙ありの「円形脱毛症の大変さと対処法を描いた」マンガ本です。

私自身は円形脱毛症ではないのですが、40代も中盤に入って薄毛と抜け毛が気になってきているので「もしかして自分もいつか・・」という気持ちて購入して読むことにしました。

円形脱毛症は「ストレス」が原因だと思っていて、仕事のストレスが結構きていることも抜け毛の原因かなと感じていたのですが、この本を読むと、脱毛の原因がストレスだけでないことも書かれていました。

実際にこの本で取り上げられている人のほとんどは、生まれつきの病気だったり、成人して突然抜け毛が激しくなって脱毛していった結果、円形脱毛症、もしくは髪の毛がなくなってしまっているからです。

その原因はマンガで出てくる医師の説明でも「原因ははっきりと分からない」と書かれており、患者さんによって治療法も変わってきますし、同じ患者さんでも状態を見ながら対処法を変えていく必要があるとのこと・・・

ただ同時にこの本を読んで「深く感じ取れたこと」もあります。

それはありのままの姿を認めてあげること」の大切さでした。

各章で描かれる体験談から、そのことが染み入るように伝わってきたのです。

マンガのイラストも面白くて、キャラクターの表情や行動表現がコミカルで最初から「ギャハハ!」と笑ったり、「なるほどなぁ」と共感したりできましたが、「ありのままを認めてもらえる」ことへの渇望や喜びが、その根底にあったと思います。

治療法だけでなく気持ちに寄りそうことも大事

序盤は著者自身が円形脱毛症になってから、髪の毛が全て抜け落ちていくプロセスが描かれていました。

マンガで面白おかしく描かれているので「面白いなー」と読み進めていったのですが、途中でふと「これマンガだから軽いタッチだけど、もし自分が同じ立場に置かれたら精神的にキツイだろうな・・」と感じることが多々ありました。

それはそうですよね。

ある日突然、抜け毛が激しくなって頭に円形脱毛ができてしまい、病院に行っても民間療法に頼っても決定的な治療法がみつからないまま脱毛が進んでいき、最終的にほとんどの毛が抜け落ちてしまうのですから。

著者自身は女性ということ、子育てをされていたということも重なって、長い日々を辛い時期を過ごされたと思います。

ただ読んでいる側が救われたのは、様々な体験を経て「髪の毛がない自分を責めることはないんだ。今のままの自分を認めてあげることでスーッと気が楽になるんだ」という心境になられたということ。

そのくだりで、それまで少し重くなっていた私の気持ちをフッと軽くさせてくれたのです。

その感覚は他の登場人物でも同じでした。

描かれているほとんどの方が子供の頃から髪の毛がなく、周りからのいじめや「みんなと違う」という疎外感を持っており、誰もこの苦しみを分かってくれないという強烈な孤独感に苛まされていたということ。

引きこもりや自分の殻に閉じこもってしまうようになった、ということ。

でもそれだけで終わらずに、そこから誰かの助けだったり、周りの理解だったり、自分の意思で道を切り開いて仲間を得て「心のよりどころ」を作ることができたりと、それぞれの方が、その人なりの方法で立ち直って人生を前向きに進めている姿がさりげなく「感動的」だったのです。

マンガのタッチがギャグマンガ風で、シリアスさが全くないのも良かったところですね。

描かれている話は結構重いのですが、ギャグ交じりの明るいタッチのおかげで必要以上に重くならずに、体験者の人生で起きた悲惨な出来事も前向きに捉えさせてくれる力強さやパワーはすごいと感じました。

なによりも、気づかされたのは「その人の気持ちに寄りようことの大切さ」

前述のように、脱毛症の患者さんは疎外感を心に抱いて暮らしています。

ましてや生まれつき毛がない症状が出た場合は、成長するにつれて周囲から浮いてしまい、強い孤独を感じてしまいがちです。

それに対しての処方箋、それは「周りが理解を示し、ゆっくりで良いので、一緒に治療に付き合ってあげる」こと。

普段の生活で「あなたはそのままでいいんだよ」と認めてあげること。

それらのことがものすごく大事なんだなと、この本を読んで初めて気づかされました。

今までまったく感じることがなかった、脱毛症の方へのアプローチであり、内面への理解・・・

脱毛で悩んでいる方の内面の葛藤を知れただけでも、この本に出会えて良かったと感じます。

円形脱毛症の対処法を面白おかしく解説してくれる

本の多くは体験者のストーリーに割かれているのですが、各章の合間のコラムに医師による病気の説明があって、きちんとした情報も提示してくれていました。

後半から始まる「円脱あるあるカバー作戦」という、円形脱毛症の方が使う「ウイッグ(かつら)」についての説明が特に良かったです。

ウィッグ(かつら)は周りに円形脱毛症であることを気づかれたくない場合の対処法で、少しでもお洒落に見せたいという女性のこだわりの部分でもあります。

ファッション用と医療用の2種類があり、ファッションタイプは安いけれども劣化しやすかったり、すぐに外れてしまうという機能性の低さがあり、医療用は高価だけれども(5万円~)長持ちできて取れにくかったり、蒸れにくい作りになっている機能性の高さがあるということ。

他にもウィッグの洗濯の仕方や手入れの方法、着用する時の注意点や、特殊な環境(海水浴やお風呂場など)での使い方など、体験者でしか分からない細やかな知識が分かりやすく、面白く描かれていてすごく参考になりました。

一番良かったのが、そういったシチュエーションに寄り添った描き方をしていること。

強風時の対処法や、レントゲンやMRI撮影のときの対処、温泉浴場でどう扱うかなど、まさに体験者ならではのリアルな知識が満載でした。

もし自分がウィッグをつけていたとしたら、この章を読んでものすごく気持ちが楽になるでしょうし、前向きな気持ちにもなることができたのではと思います。

感想まとめ

著者は本の最後で本当の自分を隠すことに疲れてきていたこともあり、テレビの取材でありのままの姿で出演することを決心していました。

そのときに「周りの人からマイナスの反応を受けることが怖かった」と語っておられますが、実際には放送後に「良かった」「カッコいいよ」と前向きに捉えてくれた人が大半だったようで、そのことに大きな安堵感を得たようです。

 

ありのままの自分を受け入れてもらえた

 

という安心感。

ずっと恥ずかしいと思っていた部分が「恥」ではなくなったという、前向きな気持ち。

同時に

「自分自身の心の呪縛を解き放つ」=「ありのままの自分を認める」

ということ。

薄毛や抜け毛という「外見の劣化」を恐れていた自分が恥ずかしくなりましたし、これからはできるだけ「ありのままの相手を認めてあげること」「自分を否定しないこと」を実現していこうという気にさせられました。

まあ実際にはやっぱり薄毛・抜け毛は嫌なので、対策は続けていきますけれども(笑)、少なくとも髪の毛の多少でその人の価値が少しも下がることはないよ、という当たり前の思いは、腹の底にきっちり収めることができたかなと思っています。

円形脱毛症で悩む方はもちろん、そうでない方が読んでも前向きで元気をもらえる内容になっています。

ぜひご一読くだされ!

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